【映画感想】★★★★☆
TOHOシネマズにて「一度死んでみた」見てきました。
監督と脚本家がCM業界の方だと聞き、納得です。
CM制作者らしい。無駄がない。お話のテンポが速く、見やすかったデス!
おそらく、映画一筋の監督にはこの展開の速さとキャッチ―さは出せないでしょう。
ストーリー全体に説明不足もなく、かといって余計な情報もなく1時間30分のコンパクトな作品でした。
最近、2時間を超えるような映画がしんどくなってきている私にはピッタリ。
「嫌いなのは父親」「死んでほしいと思っている」という情報が冒頭で情報を観客に伝えている点、良かったデス。
現実ではありえない設定でしたが、「まあ、それもありだね!」と思わせる作品力があります。
「口に出さないと思いは伝わらない」等、面白さの中にもメッセージ性が垣間見れました。